明利酒類株式会社の「雨下 uka」をご紹介します。

江戸時代から続く酒蔵・明利酒類は、醸造用アルコール・清酒・焼酎・発酵調味料等を製造する酒類総合メーカーです。

明利酒類が開発した「小川酵母」は、日本全国各地の多くの酒蔵および酒類メーカーで使用されており、「酵母発祥の酒蔵」として業界では知らない人はいません。

「雨下 uka」は、「雑味が一切ない、最高峰の日本酒を造りたい」という想いから始まったプロジェクトで、清らかな水戸市の水と、酵母発祥の酒蔵の情熱、そして気の遠くなるような手作業「雫落とし製法」が生み出した奇跡のお酒です。

通常日本酒は、“藪田（やぶた）”という機械で強い圧力をかけ、短時間で絞ります。

対して、「雨下 uka」は、布から自然の重力で落ちてくる雫を、丁寧に拾い集める製法を採用しました。

そこで重要なのが、使用する布とタンク。

雑味なく液体を落とすために、絹のように滑らかで目の細かなオリジナルの布を製造。また、雫をなるべく空気に触れさせたくないという想いから、独自の密閉タンクを企画設計しました。

さらに、できた雫は、杜氏と蔵元でテイスティングし、本当に雑味なく凝縮された旨味だけを感じるロットだけを瓶に詰めます。

また、「雨下 uka」の瓶と木箱は、それぞれの熟練の職人が手作業でひとつひとつ丁寧につくりあげています。

こうして途方もない手間と時間をかけてできた「雨下 uka」は、雑味のない、日本酒最高峰のクリアな味を実現しています。

「雨下 uka」は室温で味が変わりやすいため“冷蔵保存”を徹底しており、飲み方は、よく冷やして、手の温度が酒に伝わりにくい、ステムのついたワイングラスで、香りを楽しみながら食事中に飲むのがおすすめです。

クリアな味でとにかく飲みやすい「雨下 uka」ですが、アルコール度数はしっかり16％あるので、飲みすぎに注意してお楽しみください。